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ハミルトンパーク             私のNY滞在日記365日 IELTS合宿

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これが憧れの摩天楼か。。。IELTSを勉強し初めてからすでに1年半経過していた。もう長すぎて勉強するのも嫌になっていた。だから、一足先に自分の夢を叶える場所に来てみた。

2016年6月17日 日本時間午後3時20分私はアメリカのニューヨークに着いた。

これから2ヶ月間、ここで過ごす。初めてニューヨークのスカイラインを反対岸から見た。その迫力と感動といったら、どう言葉で言い表して良いかわからなかった。お天気にめぐまれて、太陽の光が向かいの高層ビル群を照らし、その反射がハドソン川にあたって水際がダイヤモンドのようにキラキラ輝いていた。まるで海から泡に包まれて生まれてくるヴィーナスのように、そのビル群は川面から光り輝く泡に包まれてダイヤのようにさっき生まれてきたみたいだった。ニューアーク空港に飛行機が到着してから3時間は経っていた。時差ぼけと13時間のフライトと疲労のせいで頭がおかしくなりそうだった。

到着時に手配していた送迎車がかなり遅れたため、運転手が謝罪の気持ちで宿に直行する代わりに、このニュージャージー州にあるハミルトンパークに連れてきてくれたのだった。「スカイラインを見るには、ここが一番いい場所だよ。楽しんで」と運転手が英語で言いながら、案内してくれた。

周囲は人が少なかった。でも閑散とした雰囲気は全くなかった。むしろ程よく木々が立ち並び、芝生が青々としてよく手入れされていて、カップルが座って話し込んでいる姿や、寝転んで本を読んでいる青年を見るとそこにいる人々を癒す憩いの場という感じだった。


道路沿いに設計されたこの細長い公園は人々が軽くランニングしながら向こう岸の摩天楼を横目に、ハドソン川から吹いてくる新鮮な空気を吸って1日を快適に始めるのに素晴らしい公園だと思った。

聞くと道路の向こう側に点在する魅力的な一戸建てのお家たちはどれも数十億円もするという高級住宅街だということだった。

なるほど、そのためにここに流れる雰囲気は芳しくて、豊かで気品があった。映画舞台のように美しい景色が実物として視界に入ってくるのがなんだか夢でも見ているかのようで、これが本当に現実だとは考えにくかった。

「そろそろ宿に向かうよ」運転手さんの声かけに夢見心地からハッとして、車へ戻った。まだ窓からスカイラインが流れるのを目で追いながら、”私とうとう来たんだ”と思った。

こんな不思議な気持ちになる体験をこれからいくつも味わうことになるとはその時はわからなかったわけだけど、この日の見事なダイヤモンドスカイラインは、これから体験する数々の驚きと感動に相応しい幕開けとなったのだった。

 
 
 

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